1973-12-20 第72回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
○新川参考人 お答え申し上げます。 ただいまお話のございましたとおり、新宿センターは明年六月に完成の予定で工事を進めておりますが、建物ができ上がりますと本社事務部門その他事務室を使用いたしますものは直ちに移転をいたしまして業務を移します。それと同時に、建物ができまして、引き続いてその中にテレックスの電子交換機あるいは電話の電子交換機等の据えつけ工事に着手するわけでございます。その工事に約二カ年間要
○新川参考人 お答え申し上げます。 ただいまお話のございましたとおり、新宿センターは明年六月に完成の予定で工事を進めておりますが、建物ができ上がりますと本社事務部門その他事務室を使用いたしますものは直ちに移転をいたしまして業務を移します。それと同時に、建物ができまして、引き続いてその中にテレックスの電子交換機あるいは電話の電子交換機等の据えつけ工事に着手するわけでございます。その工事に約二カ年間要
○新川参考人 お答え申し上げます。 短波通信の現状につきましては、先ほど先生からお話のございましたとおり、近来急速に減少しておりますが、この短波には短波でまた非常に利用価値のある面がございます。当社といたしましては、今後もさらに引き続きまして短波によりまして、短波でなければできない国との間の通信を確保すること、それから船舶その他移動体との通信を確保する、それから放送、いわゆる音声の放送あるいは電報
○新川参考人 お答え申し上げます。 ただいまお話しございましたとおり、衛星通信、海底ケーブルともにその提供できます通信の品質または信頼性等につきましては、現在の国際通信の手段といたしまして十分満足すべきものを持っております。ただし、これらの二つの方式を取り上げましても、実際にこれを適用するに適した場面あるいはその建設の手法等にかなりの違いがございますので、直接これを経済比較と申しますか、投資効果の
○新川参考人 お答え申し上げます。 海外協力に関します経費につきましては、ただいまお話のございましたとおり、研修生の受け入れ、または専門家の派遣に要します人件費、旅費等がおもでございますが、昨年度の実績について申し上げますと、KDDがこの目的に支出いたしました金額は約四千万円でございます。そのうち三千万円が、いわゆるKDD独自の計画に基づきますところの研修生の受け入れ、海外派遣員の経費及び機器供与
○新川参考人 お答え申し上げます。 国際通信を円滑に実施いたします場合に、相手国とわが国との技術及び業務の水準が同じになるということが非常に望ましいことでございますので、そういう点もございまして、KDDといたしまして、海外、特に開発途上国に対する技術援助につとめてきているわけでございますが、簡単にその内容について御報告さしていただきますと、一番大きな問題としてやっておりますことが海外からの研修生の
○参考人(新川浩君) お答え申し上げます。 ただいまお話のございましたとおり、新宿国際通信センターは昭和四十九年六月末完成を予定しております。 その完成の暁は、現在、社外ビル等に借室しております本社の事務室その他訓練施設等をまず優先的にセンターに収容することを考えております。さらに、増大いたします国際通信の需要に対応いたしまして、同ビルの中にテレックス及び電話の電子交換機並びに新しい型のデータ通信
○参考人(新川浩君) お答え申し上げます。 ただいまお話のございましたとおり、特に国際通信をやります場合におきましては、通信を行ないます両国の間の技術あるいは業務の水準が同じであるということが一番望ましいわけでございまして、そういう意味でKDDといたしましても、特に開発途上国の技術、業務の水準を上げるための技術協力というようなものを非常に重要視いたしまして、種々の活動をやっておるわけでございます。
○参考人(新川浩君) ただいま社長から申し上げました衛星使用の計画のうち、技術部門につきまして簡単に御報告させていただきます。四号衛星は、現在、昨年から今年にわたって使用を開始されたものでございますが、この衛星の能力といたしましては、今後七、八年の需要は満たし得ると考えております。しかしそれにいたしましても、一九七〇年の終わり頃には、この衛星では能力不足となることが予想されますので、先ほど社長から申
○新川参考人 お答え申し上げます。 御承知のとおり、国際通信の設備は、日夜非常に急速な進歩を遂げておりますので、ここでいう整備と申しますのは、新しいサービスを行ないますための新設備の整備でございまして、具体的に申し上げますと大手町局舎におきましては、本年度テレックス交換機の拡張、国際電話交換機室の拡張、並びに新しいサービスといたしまして、専用線交換室を新設いたします。それから本年度から実施する予定
○新川参考人 私からお答え申し上げます。 インド洋上にインテルサット4号衛星が打ち上げられます予定は、昭和四十八年第三・四半期の七、八、九の間を予想されております。 それから第二番目といたしまして、インテルサット4号衛星の通信能力でございますが、これは大体大ざっぱに申し上げまして、現在使用されております3号衛星の約五倍の能力がございます。これを二地点間だけの電話通信に使用いたしますと、約一万回線
○新川参考人 ただいまお話のございましたとおり、大西洋に上がっております衛星は、いわゆる静止衛星といわれておるものでございまして、地球の赤道の上を、地球の回転と同じ方向に、地球が一回転いたします二十四時間というのと同じ時間で回っております関係上、地球の表面から見ますと空の一点でとまって見えるというふうな軌道を通っております。お話のとおり、その軌道を通りますためには、地球の約三万六千キロメートルの高さに
○新川参考人 ただいま大西洋方面で実用化されております人工衛星は、昨年四月に打ち上げられたものでございまして、半分実用、半分実験用の目的で打ち上げられて、打ち上げ後約二カ月間、主として技術的な実験をやりまして、昨年六月二十八日から実用通信に使用されて現在に至っております。その人工衛星の能力といたしましては、電話二百四十回線を通し得る能力を持っておりますが、現在実用化されておりますのは、その半分に満たない
○参考人(新川浩君) お答え申し上げます。アーリーバードの人工衛星といたしましての権力は、国際標準の電話で二百四十回線使用できるようになっています。もっとも、実験の当初はその能力全般は使われませんで、約半分ぐらいの同線数が使われると思いますが、だんだんにふやしてまいりまして、最後は能力一ぱいということになります。 それから、日本が使用するような場合、ベーシック・システムという今後あらわれます本格的
○参考人(新川浩君) お答え申し上げます。ただいまも申し上げましたとおり、具体的な設計が定まりませんと、経費もはっきりいたしませんのですが、いままでやってまいりました実験設備に要しました費用その他から推算いたしまして、かりにシンコム型の静止衛星が上がるものと仮定いたしまして——と申しますことは、具体的に申しますと、あの空中線が一台で済むということでございます。そういたしますと、付帯設備その他を含みまして
○新川説明員 行政協定の第三条におきまして、米軍はその施設及び区域内においては無線局を持つ権利を保有しております。その使用いたします電波につきましては、日本国の主管庁と協議いたしまして、その協定によることになつております。現在その協定は、細部のとりきめとしてその都度折衝が行われておりまして、米軍がかつてにわが国の上空において、わが主管庁に無断で電波を出すという段階は決してないのでありまして、日本の主管庁
○新川説明員 ただいま御質問にございました駐留軍関係の電波の取扱いでございますが、監視の面から見た場合におきましては、駐留軍の電波は最も近接いたしました外国局の電波と同等に扱われておるのでございまして、これは外国の電波といえども、他国の監視機関によつてその間違いが発見されましたとき、その通報を受けますると、それに応じてその誤りを直す義務を持つております。駐留軍もそれとまつたく同様の基礎におきまして、
○新川説明員 ただいまの三橋事件に関連する電波でございますが、これにつきましては従来郵政省でやつております電波監視機構におきまして、それに関連すると思われます電波は捕捉しておりまして、その所在につきまして鋭意調査を進めておつたのであります。今回検察当局からの調査の御依頼もございまして、提供されました資料と合せまして、さらに調査中である、こういう段階でございます。御質問にございました今までなぜこれがつかまらなかつたかという